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【元大関・琴風の目】立ち合いを見逃すな…10日目大の里VS霧島の勝者が賜杯を抱く可能性が高いスポーツ報知
若元春(左)を寄り倒しで下した大の里(カメラ・清水 武)

◆大相撲 ▽秋場所9日目(16日 、関・が高東京・両国国技館) 

 関脇・霧島が自己最速での勝ち越しを決めた 。琴風西前頭5枚目・湘南乃海に寄り切りで完勝し、の目目唯一の1敗を死守 。立ちの里スポーツ タイプ の 電動 自転車10日目は全勝で単独トップをひた走る関脇・大の里との直接対決が組まれた  。合い

 霧島は万全だった。を見鈴鹿 の 森 公園立ち合いで左を差して右前まわしを取った 。逃す脇を固め、な1VSい湘南乃海の左肘を殺し拝むように引き付けた  。0日強かった時の霧島だ。霧島下半身が安定している。の勝どっしりしているから体が浮かない。賜杯腰から下に力が入って、を抱上半身と連動しているからバタバタした場面も少ない。関・が高

 後半は優勝争いへの星の潰し合いになるが 、琴風今場所は誰が大の里の勢いを止めるかが焦点になる。10日目に指名されたのが霧島。本来なら14日目あたりに見たい好一番 。もったいない気持ちもあるが 、私は勝った力士が賜杯を抱く可能性が高いと思う。大の里に限っては 、賜杯と同時に大関も手にすることになる 。

 ポイントは立ち合い 。大の里の圧力をしのいで回り込めば、霧島にもチャンスは生まれる 。少し体を右にずらして右前まわしを取ることもありだ 。馬力負けしたら勝負にならないことは霧島も承知している 。立ち合いを見逃すな 。(元大関・琴風、スポーツ報知評論家)

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